長年愛用されているオーナー様のブロンプトンのフロント、リアハブのオーバーホールを承りました。
普段通勤で使用されており、計測はしていなかったそうですがかなりの距離を走っておられました。ハブのガタが出始め、スムーズに回転しなくなってきてしまったとのこと。
フロント側
リア側
このタイミングでオーバーホールしてリフレッシュ。
オーバーホールはパーツの分解、クリーニング、注油、再組立を行い、新品時の動作を取り戻す作業です。車体全体、今回のような部分的なオーバーホールも可能です。
フロント側
リア側
まずはハブ内の古くなったグリスや汚れを落とすため、パーツを分解していきます。内装変速のリアハブ側は特にパーツが多いです。細かなパーツは紛失しないよう細心の注意を払って進めていきます。
フロント側
リア側
分解後はクリーニング。各部隅々まで汚れを落とし、破損部分がないかチェックします。
クリーニング後はベアリング部分等へのグリス注入し再組立していきます。
最後は振れ取りも行い動作の最終チェック。
回転は新車同様スムーズな動きを取り戻し、ピカピカに仕上がりました。
またこれから通勤で活躍してくれますね。
オーバーホール自体はご使用状況によりますが、数年〜数十年に1度行うことで、車体やパーツの寿命が格段に伸びますので定期的に行うのがおすすめです。
1年に1回の定期点検で車体の状態の確認を行い、愛車を長く安全に乗るようにしましょう。
オーバーホールも随時受付中ですが、基本的にはお預かりでの作業となります。
当店ではブロンプトンの定期点検はオンラインからも予約可能です。
https://airrsv.net/lb-daikanyama/calendar
※ご予約者優先のため予約推奨